産後の尿もれでお困りの方
2018年03月2日
みなさんこんにちは。
船橋 夏見・夏見台で整体、骨盤矯正、交通事故治療をおこなっております、なつみ整骨院です。
なつみ整骨院では産後骨盤矯正を行っているのですが、訴える症状の中で「尿もれ」でお困りな方を多々お見受けします。
なぜ尿もれは起こるのでしょうか?
そこで今回は多くの女性が悩んでいる尿もれについてご説明したいと思います。
尿もれとは
尿意がないのにトイレ以外の場所で尿が漏れてしまい、生活上・衛生上で問題となるものを「尿もれ」と言います。
幅広い年代で起こる可能性がある症状ではあるのですが、40歳以上の女性の約4割がこの悩みを抱えていると言われてます。
命にかかわる問題ではないために、「恥ずかしいから」という羞恥心により誰にも相談できず一人で悩んでいたり、「年のせいだから」とあきらめてしまっていたり、「どこに相談していいかわからない」と困っている方がとても多いようです。
また、尿もれは男性よりも女性に多いのも特徴の一つです。女性の尿道は男性に比べ太くて短く、出口まで直線的に伸びている為、尿もれを起こりやすいとされています。
多くの方が抱えている「良くある症状」ですが、尿もれは、れっきとした病気です。しかも治療をすればよくなる病気なのです。
尿もれの種類
尿もれには原因や漏れ方によって、いくつかのタイプがあります。
①腹圧性尿もれ:咳やくしゃみなど、お腹に力がかかった拍子に漏れる
②切迫性尿もれ:トイレに行きたいと思ったら我慢できない(膀胱炎の時など)
③その他:機能性尿もれ、真性尿もれ、溢流性尿もれ、反射性尿もれ
①一番お悩みが多い「腹圧性尿もれ」
「せき、くしゃみをした時」「大笑いした時」「重い物を持った時」「スポーツや運動の際」など、お腹に力が入った瞬間に、その圧力により少量の尿が漏れてしまう症状のことを「腹圧性尿もれ」と言います。ほかにも「冬の時期」「冷えた時」などにも多いようです。
40代の女性に起きる尿もれの8割以上がこのタイプに当てはまります。
腹圧性尿もれの原因
女性の骨盤の中には、子宮・膣・卵巣・膀胱・尿道・直腸・肛門など色々な臓器がおさまっています。これらの臓器を下からしっかり支えている筋肉が骨盤底筋です。
この骨盤底筋が妊娠や経膣分娩による出産、更年期のホルモン低下、肥満などが原因となり、骨盤底筋が弱くなってゆるんでしまうことで、腹圧性尿もれの原因となります。
また、2回以上出産経験がある女性は発症率が高くなります。これは分娩時の骨盤底筋へのダメージが大きく関係しています。
ほかにも、肥満と腹圧性尿もれの関係についての研究結果があり、減量することで尿もれが改善することが報告されています。
②高齢者によくみられる「切迫性尿もれ」
「トイレに行きたい」と思っても、トイレまで我慢できず漏らしてしまうというようなタイプです。
トイレのドアノブに手をかけたり、トイレで下着をおろしている際に漏らしてしまうのも切迫性尿もれになります。
腹圧性尿もれよりも尿漏れの量が多く、高齢者に多くみられます。
通常は、尿が膀胱にたまると脳から指令で尿道の筋肉を調節し排尿にいたるのですが、脳と膀胱の連携が乱れて膀胱が過敏になってしまったり、骨盤底筋がゆるむことでコントロールできなくなるために起こると考えられます。
また、膀胱炎などの感染症によっても起こることがあります。
③他の病気が要因となる「機能性尿もれ」
排尿の機能は正常ですが、高齢による運動機能低下や脳卒中の後遺症などによる歩行障害などでトイレに間に合わなかったり、アルツハイマーなどの病気で判断ができないためにトイレ以外の場所に漏らしてしまうような症状を「機能性尿もれ」と言い、高齢者に多くみられます。
骨盤底筋を健康な状態に!
骨盤底筋が正常な状態であれば、瞬間的にお腹に力がかかっても、骨盤底筋が反射的に尿道口を締め、尿もれを防いでくれます。
しかし、骨盤底筋が緩むと、とっさに尿道口をキュッと締めることができず尿が漏れてしまいます。
尿もれは骨盤底筋が緩んでいるサインとも言えます。
船橋 夏見・夏見台の なつみ整骨院では産後骨盤矯正と適切なトレーニングを行うことで、産後の尿もれを改善させていきます。
なつみ整骨院で行っている産後骨盤矯正は、バキバキ痛みを伴う矯正ではありませんので、どなたでも受けていただくことができます。
骨盤底筋の役割を知り、意識しながら骨盤底筋トレーニングを習慣的に行って尿もれを改善していきましょう!!
産後の尿もれでお悩みの方、産後骨盤矯正にご興味がある方、船橋 夏見・夏見台の なつみ整骨院までお気軽にご相談ください。
ありがとうございました。