朝の腰痛は寝返りに関係!?

2018年03月31日

みなさんこんにちは。

船橋 夏見・夏見台整体、骨盤矯正、交通事故治療をおこなっております、なつみ整骨院です。

 

朝起きた時、最も身体の状態が良いはずなのですが、腰痛で悩む方の多くが寝起きが特にツライと訴えます。この寝起きの腰痛の原因の一つに、寝返りが関係してます。

寝起きの腰痛がツラい人は、寝返りが少ない傾向にあるのです。

 

毎朝スッキリと起きれていれば問題ありませんが、朝起きた時に腰の痛みや疲れを感じる場合は、もしかすると寝返りが少ないことが原因かもしれません。

 

そこで今回は「寝返りと腰痛の関係」についてご紹介したいと思います。

船橋なつみ整骨院腰痛イメージ

 

寝起きの腰痛のメカニズム

 

就寝時、腰には体重の約4割の重さがかかります。

40代女性の平均体重53kgの場合、約22kg分の重みが腰に乗った状態になってしまい、寝返りを打たないと腰まわりの血管が圧迫される為に血流が滞って酸素が全身に行き渡らず酸欠状態になります。酸欠状態になると筋肉や白血球から痛みを引き起こす発痛物質が大量に発生し、これが腰痛を引き起こす原因となります。

定期的に寝返りができていれば、血液も循環するので酸欠状態になりにくく発痛物質も血液とともに流されるので寝起きの腰痛に悩まされにくくなります。

また、休日などに体を動かさずにゆっくり過ごされる方は同じ姿勢でいることが多い為、休み明けなど急に動き出す朝は腰痛を発症しやすいのです。

 

寝返りをしやすくするには?

 

あまり枕が柔らかいと頭が沈んでしまい、寝返りをうちづらくなります。また、幅の狭い枕も無意識のうちに寝返りを少なくさせるので幅が広いものがオススメです。さらに、硬さや幅だけではなく枕の高さも重要になります。これは、その人によって適した高さがありますので、タオルを折り重ねてみるなどして好みの高さを自分なりに探してみましょう。

「自分の体格にあった枕を使う」ことが大切です。

 

寝間着

寝間着は摩擦が少ないものを選ぶと良いでしょう。摩擦の大きい衣類は寝返りをしにくくさせます。特にモコモコしたパジャマ、フリース、スウェットなどは避けた方がいいかもしれません。逆に綿、麻、シルクはサラサラしていて摩擦が小さいのでオススメです。

ちなみに、毛布も摩擦が大きいので、まず最初に布団を掛けてから、その上に毛布の掛けてあげた方が摩擦が少なく寝返りしやすくなります。

 

ベッドの位置

ベッドや敷き布団のスペースを広くとるようにしましょう。

就寝時も無意識に壁の圧迫感を感じ寝返りをしにくくさせます。壁からは50cm以上離すことが望ましいです。

また、腰痛がツラい方は子どもとの添い寝もなるべく避けた方が良いです。人や動物が隣にいると、そちらの方へ無意識に寝返りを打たなくなります。

 

この3つのポイントに気を付け、寝返りが打ちやすい環境を整えましょう。

そうすることで、寝起きの腰痛が改善することと思います。

 

それでもまだ腰痛でお困りの方、骨盤が歪んでるのではないか?と思われている方は、船橋 夏見・夏見台の なつみ整骨院までお気軽にご相談ください。

 

ありがとうございました。